ACCAとは

英国勅許公認会計士協会(ACCA:Association of Chartered Certified Accountants)は、1904年にイギリスで設立(1974年に英国女王より勅許付与)され、現在では世界176国に227,000人以上の会員と約544,000人の学生がいる非常に大きな職業会計専門家団体です。

日本での日本公認会計士協会、アメリカの米国公認会計士協会(AICPA)のように権威ある資格を提供している組織で、ACCAは「英国勅許公認会計士資格」を提供しています。

ACCAは一般的に英国勅許公認会計士協会のことを指し、英国勅許公認会計士資格はCCA(Chartered Certified Accountant)と呼ばれたり、ACCAとそのまま呼ばれたりしています。このサイトでも、ACCA=英国勅許公認会計士資格という意味で使用します。

英国には、19世紀に遡る世界最古の会計士資格である会計監査に特化したACA(英国勅許会計士:Chartered Accountant)をはじめ、公会計に特化したCIPFA(Chartered Institute of Public Finance and Accountancy:勅許公共財務会計士)、管理会計に特化したCIMA(Chartered Institute of Management Accountants:勅許管理会計士)など、各々の特徴を活かした複数の公認会計士資格が存在していますが、ACCAは国際会計基準(IFRS)に基づく財務会計に特化した公認会計士資格になります。

近年IFRSがEU加盟国で採用されることが決定し基準が共通化したことにより、EU内での会員数がさらに増加しています。また、会計士制度が十分でなく熟練の会計士が不足している途上国にACCA資格認可を働きかけ、その資格が認可されたことにより、アジア、中東やアフリカなどの途上国でもその会員数を増やしています。

スポンサーリンク
ACCA Bureauをフォローする
スポンサーリンク
ACCA Bureau
タイトルとURLをコピーしました