ACCA試験は自宅からリモートで受験が可能です

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新型コロナウイルスの影響により各種試験などの実施が見送られる中、ACCAでは2020年9月より、いち早く自宅で受験ができるリモート試験を導入しました。

現在のところ本格導入はされていませんが、今後も実施されるようになれば、これまで受験できる科目や日程が限られていた日本でも、リモート試験という手段により全ての試験を、追加費用なく日本で受験できるようなります。

受験要領や注意事項などがACCAのwebサイトに記載されていますので、申請から受験まで一連の要領を確認していきます。

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リモート試験の要件をチェックする

リモート試験対象国のチェック

リモート試験は、コロナウイルスの影響により会場での受験がキャンセルになった国を対象に行われています。2020年12月現在日本も会場受験がキャンセルとなっている国に該当するため、リモート試験を受験することができます。

2021年3月の試験は、日本のテストセンターでの試験がキャンセルとなったため、リモートでの試験実施になっています。

こちらから対象国のリストを確認することができるので、日本以外に在住している方も確認してみてください。

動作環境のチェック

リモート試験を受験するためには、一般的なパソコンとインターネット環境があれば問題ありません。パソコンは、ノートパソコンでも問題ありませんが、タブレットは、物理キーボードがあり、他のOSなどの要件を満たしていない限り禁止されています。

リモート試験を受験する場合は、こちらからシステムテストを行うことができます。OnVUEというwebサイトが表示されるのでRun system testから実施します。途中OnVUEのソフトウェアのダウンロードを求められますが、試験本番でも使用するので、受験申込前までに確実に確認しておきましょう。

また、パソコンのスペック(OS、メモリ、ブラウザ、回線速度など)についてはこちら(PDF)から確認することができます。

システム要件についての動画もあるので、参考にしてください。

ACCA remote session exam – your required system setup

試験環境のチェック

リモート試験を受験する場合は、以下のことを事前に理解しておく必要があります。

  1. 試験時間にわたり、静かで誰にも邪魔されない環境を準備できる。
  2. リモート試験にチェックイン後、試験時間中に1回のみ5分間のトイレ休憩が許可される。(ACCA科目の中で試験時間が最長の4時間であるSBLでも、試験中1回のみです。)
  3. リモート試験では紙のノート等にメモや計算を行うことはできません。試験中机の上に置いておけるものは、パソコン、キーボード、マウス、Webカメラ、計算機、水(ラベルを剥がしたペットポトル又は透明なコップに入れたもの)です。詳しくはこちら(PDF)から確認できます。
  4. 試験中Webカメラがオンになり、試験の様子が録画されます。録画データは試験実施および試験後の確認のためのみに第三者に提供されます。

試験環境についての動画もあるので、参考にしてください。

Remote session exam – exam rules and regulations

リモート試験を登録する

リモート試験に登録するため、まず試験日程を確認する必要があります。こちらから詳しい日程を確認できますが(現在は2020年12月までの情報のみ記載)、時間については記載されていません。

会場での試験の場合は、試験時間が固定されていますが、リモート試験の場合は30分単位で柔軟に選択することができます。そのため、試験は平日に実施されるので、仕事が終わりの19時又は20時から受験する、といったことも可能です。

試験の登録は、通常の試験を登録する方法と大きく変わりませんが、ACCAがこちら(PDF)で詳しく説明しています。

試験登録についての動画もあるので、参考にしてください。

Booking your remote session CBE

受験の準備をする

リモート試験はCBE環境での試験となります。ペーパー試験とは違った資料の読み方や、紙のメモを使用できない環境になれるために、ACCAが提供するPractice Platformを使用して、試験に慣れておく必要があります。(マイページにログイン後にアクセスできます。)

試験環境として特に注意を要することは、試験中のメモになります。実際に手で書けるメモなどは禁止されており、システム上のメモパッドのみとなります。また、このメモパッドは採点の範囲外となりますので、計算の途中経過などはきちんと回答スペースに記載しましょう。

また、試験日に近づくにあたって、試験を行う部屋の片付けなどを行っておく必要があります。次でも詳しく説明しますが、試験当日は部屋の様子を360度撮影してアップロードする必要があります。この時不正と疑われないためにも、こちらで説明されてるように、部屋を以下の状態にしておけるように準備しましょう。

  1. 完全に個室で、他の誰も入ったり窓から覗いたりできない環境である。
  2. 試験中の違反などを防止するための鍵付きのドアがある。
  3. 音楽や話し声など、周囲の環境音のない静かな環境である。
  4. Webカメラでの映像がクリアになるように十分に明るい部屋である。

家族がいる場合や、周囲の環境音をコントロールできない場合は、ホテルのデイユースなどを活用するのもおすすめです。

上記の条件は、あくまで試験管に不正がないことを理解してもらうためのものなので、実際にドアに鍵がついていなくても、部屋にあるテレビや本を全てバスタオルで覆っている状態でも、問題なく受験できます。

リモート試験を受験する

試験開始まで

リモート試験の要件をチェックするでも説明していますが、受験する部屋や机の準備をする必要があります。ACCAの資料にもありますが、試験当日に机に置いておけるものは以下の通りです。(一般的なノートパソコンを前提に説明しています。)

大丈夫なもの

  • ノートパソコン本体
  • キーボード
  • マウス
  • 計算機
  • 水(ラベルを剥がした透明のペットポトル又は透明なコップに入れたもの)
  • パスポートなどの身分証明書

ダメなもの

  • 追加モニター
  • その他の周辺機器
  • 食べ物、飲み物
  • ヘッドホン、イヤホン
  • 紙のメモ帳

リモート試験は、試験時間の30分前からチェックインすることができます。マイページから試験登録をしたページ(Your plan)にアクセスすると、受験する試験の横にLaunch your examというボタンが表示されます。30分以上前から表示はされていますが、クリックしても進むことはできません。

Launch your examをクリックすると、システムテストを行った時と同様指定のソフトウェア(OnVUE)にアクセスし、本人確認等を進めていきます。

システムテストの時にダウロードしたソフトウェアをそのまま使うこともできますが、もしシステムアップデートなどがあった場合は再度ダウンロードを要求されるので、事前にアップデートを確認しておきましょう。

また、試験中はOnVUE以外のソフトウェアを開いておくことはできませんので、注意が必要です。

次に本人確認や環境チェックを行う必要があります。画面の指示に従い、スマートフォンで自身の顔、身分証明書(パスポート)、部屋の環境(パソコンを中心に前後左右の計4枚)の写真を撮り、アップロードします。アップロードされた写真は試験管に確認されます。

写真をアップロードした後は、スマートフォンを手のどどかないところに置いておきましょう。

この一連のチェックイン手続きは約15分かかり、確認作業が終わり次第試験が開始されます。たとえば19時からの試験で、18時30分からチェックイン手続きを行い、18時45分に確認作業が終了すると、18時45分が試験開始時間になります。

チェックイン方法を説明した動画もありますので、参考にしてください。

How to launch your ACCA remote session exam

試験中

試験中は、ACCAが提供しているPractice Platformの画面では表示されていなかったポップアップのようなウィンドウに、チャットボタンとWebカメラに写っている画面が表示されます。試験中は常に顔がWebカメラに映っている状態を保つ必要があり、口元などが画面から外れると、試験管からチャットで注意のメッセージが送られてきます。

チャットボタンは5分のトイレ休憩やトラブルの際に使用します。トイレ休憩の場合は、チャットでその旨を報告し、トイレに行き5分以内に戻れば大丈夫です。特に試験管からの返事を待つ必要はありません。戻ってきた後に身分証明書の提示を求められることもあります。

もし5分以上退席した場合や、何度も離席した場合は、失格となり試験を続けることができなくなりますので、注意が必要です。

技術的な問題が発生した場合も、チャット機能が使えるのであれば、試験管に報告すると、試験の再起動などを実施してもらえ、続きから進めることができます。試験の再起動は2〜3分で完了します。

もし試験の続行が不可能な問題が発生した場合、以下のいづれかの手続きを取ることができます。

  • 試験を中断し、翌週の試験に再登録する(1週目のPM、TX-UK、AA、FR、FMのみ)
  • 試験を中断し、受験料の返還を受ける(全ての科目)

他にも試験中に何らかの問題が発生した場合は、速やかに試験管に問い合わせをしてください。

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