ACCA(英国勅許公認会計士)を受験しよう

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ACCAを受験するためには、まず何よりもACCAへ登録しなければなりません。登録後から実際に試験を受けることができます。

ここでは、登録から受験までの一連の流れを紹介します。

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ACCAに登録する

ACCAの受験するためには、まずACCAへ登録し、学生会員(Student)になる必要があります。

ACCAへの登録はこちらの記事でも詳しく解説しています。ここではACCAのホームページから自身で登録する方法を紹介しています。

自身で登録するほか、ACCAの学校に在籍すれば、登録のサポートを受けることができますが、残念ながらまだ日本にはそういった学校は存在していません。

ただし、今はオンラインでの授業や動画配信での講義もあり、実際に教室に通う必要が減っているので、日本からでも受けることができます(近々記事にしたいと思います)。

ACCAを受験する

科目免除を受けていなければ、最初は基礎科目であるBT、MA、FA(Knowledge Module)から受験することになります。

受験のルールでも説明しましたが、Skills ModuleであるLWやProfessional ModuleのSBLから受験、といったことはできません。ACCA試験は、Knowledge Module、Skills Module、Professional Moduleの順番で受験しなければなりません。

受験登録はACCAのマイページから直接行うことができ、合わせて受験料を支払う必要があります。受験料の詳細はこちらの記事で解説しています。

試験会場は、基本的に世界中どこでも受験可能ですが、日本の場合、Knowledge ModuleはJLTE、Skills Module以上はブリティッシュ・カウンシルで受験することができます。

また、2020年9月の試験からRemote sessionという、自宅や会議室などから受験できる制度も開始されています。

受験登録の完了後、試験の約2週間前までに、ACCAから受験票のダウンロードリンクがメールで送られてきます。受験票は「Examination Attendance Docket」と呼ばれ、以下のように受験する試験の詳細が記載されています。

Docket1

Docketには試験の規定や持ち物などが記載されていますので、しっかりと確認して受験に臨みましょう。

Docket2

Remote sessionの場合、Docketは発行されません。

受験当日はDocketおよび身分証明書(主にパスポートや運転免許証)を持参する必要があります。Remote sessionの場合Docketは必要ありませんが、身分証明書は必要となります。

その他筆記用具や電卓も持参できます。USCPAでは電卓の持参も認められていませんが、ACCAでは使い慣れた電卓を使うことができます。(ただしプログラム機能や文字入力機能があるものは禁止されています。)

その他、試験の注意事項はACCAのwebサイトに詳しく記載されています。

ACCAに合格する

ACCAの試験は、全科目で100点中50点で合格となります。試験結果は、マイページ上で確認できますが、登録しているメールアドレスにも結果が送られてきます。また、マイページから設定すれば、SMSで通知を受けることも可能です。

合格の実績は、Knowledge ModuleとSkills Moduleでは合格後永久に有効になり、USCPAのように科目合格が執行することはありません。Professional Moduleは最初の科目合格から7年間有効となるため、7年間でProfessional Module4科目に合格する必要があります。

13科目全てに合格した時に、ACCAアフィリエイト(Affiliate)となり、実務要件などを満たすと、晴れて正会員であるACCAメンバー(Member)資格を申請、取得できます。

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